蟹の内子と外子の美味しい食べ方

蟹の性別の見分け方は腹部(ふんどし)の形の違いにあり、オスはおむすびのような三角形、メスは分度器のような半円形をしています。メスは産卵し、卵をお腹に抱えて守りながら育てるので、そのような形をしています。

 

内子

 

肉質についてはオスの方が身が詰まっていて美味しいですが、メスは卵の珍味が魅力的です。メスの卵には内子と外子があり、内子は甲羅の内側の卵巣のこと、外子は腹部(ふんどし)についている受精卵のことです。

 

どちらも美味ですが、調理法が違います。内子は塩漬けにすると美味しいとされ、塩分などを通すガーゼなどで包み、周りにたくさん塩をまぶして重石をして8時間ほど置きます。

 

十分時間を置かないと味がしみないので注意します。内子がどろどろの状態になったら、食べ時で、酒の肴としてもごはんの上に乗せても美味しいですし、しょうゆに漬けたり、茹でたりしてもOKです。

 

外子はブドウの房のようになっており、プチプチした食感が魅力で、しょうゆ漬けが美味しいです。まず、塩でもみながら、水洗いしてしょうゆに一晩漬けます。しょうゆ漬けの他にはマヨネーズや酢醤油と混ぜ合わせて食べる方法もあります。

 

ドレッシングに加えて食べるのは、蟹の産地の地元や蟹通の間では当たり前です。また、たらばがにの腹部(ふんどし)の裏側の蓋を剥がし、内側の薄い膜を裂いて中に入っている身を食べると美味しいです。刺身醤油、わさび醤油が合うので、これを食べるためだけに用意して下さい。

 

カニの雌雄の違いと特徴

カニは種類によっても味や身の入りが違うとされていますが、実は同じ種類でもオスかメスかでも違いがあります。一般的には雌雄では、オスの方が味も良く、身の入りも良いとされています。

 

これは、メスは産卵の為にエネルギーを多く使い、オスに比べて身が細かったりパサついていたりすることが多いためです。メスも時期によっては美味しく頂けることもあるのですが、オスの方が美味しい物に合いやすいという訳なのです。

 

カニの雌雄の見分け方は、大きさもそのひとつですが、最も分かりやすい見分け方はお腹の面の形状です。蟹のお腹をみると、まるで腹筋が付いているかのような三角形の部分がありますね。この部分の形が雌雄で違うのです。

 

オスは縦長の三角形をしていて、「ふんどし」と呼ばれています。対してメスは幅の広い三角形をしていて、「腰巻」と呼ばれているのです。ぜひ市場やスーパーなどでカニを見かけることがあれば、雌雄の見分け方を実践して選んでみてくださいね。

 

しかし、オスだけがおすすめという訳ではありません。カニ好きの方の中には、珍味とされる子持ち蟹を好む方もいらっしゃいます。ただし、カニの種類によっては国内でのメスの漁が禁止されていますので、子持ち蟹の多くは輸入物になります。

 

新鮮な国産のものを味わってみたいところではありますが、種の保存の為には致し方ありませんね。まさに、珍味と呼ばれる食材です。機会があればぜひ雌雄での味比べや、子持ち蟹を味わってみてはいかがでしょう。

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