福井県産の蟹情報

11月6日が漁解禁日となるズワイガニ。福井県で水揚げされたズワイガニを越前ガニと呼び、年末から年明けにかけてが1番美味しいと言われています。三国港で獲れる越前ガニは皇室に献上されることもあり、その品質と味は蟹好きからの評判も非常に高いのです。

 

越前ガニの歴史と美味しい食べ方について

 

紅ズワイガニが水深400mで生活しているのに対し、越前ガニは水深100mから200mと浅い地形で暮らしています。そのため蟹漁が始まったと言われる1500年代には、既に越前ガニが漁獲されていました。実際に1511年、公家の三条西実隆が越前ガニという文字を日記の中で使っています。

 

つまり福井県の特産品として知られる越前ガニですが、500年以上も前から北陸という地では海の幸として愛されていたのです。生態系を崩さないために、現在では越前ガニの漁期は11月6日から3月20日までと制限されています。お腹の内側に卵を抱えたメスのセイコガニは1月10日まで、脱皮から半年以内のオスの水ガニは12月21日から3月20日までに限られています。

 

三国港や越前港へ行くことがあれば、新鮮な刺身や香ばしい姿焼、内子と外子を混ぜ合わせた豪華な蟹丼を食べてみましょう。刺身のことをカニ刺しとも呼び、よくグルメ番組でも冷水に浸して食べている映像が流れています。丼物は貴重なセイコガニの身と卵をトッピングした、まさに海の宝石箱にふさわしい味を堪能できます。取扱店はあまり多くないため、老舗旅館などを探してみると良いです。

 

また越前ガニを購入して自宅で蟹パーティーを開くなら、定番の鍋や茹で調理がおすすめです。福井県の海で育った魚介類を鍋の具材に使えば、越前ガニの美味しさを最大限に引き出せます。

 

まだまだある福井県産の人気魚介類

 

3月から5月はアオリイカやヤリイカ、ほたるいかの美味しい季節です。6月から8月は、高級食材となる若狭ぐじ、日本三大珍味の越前うに、風味豊かな岩牡蠣が食べ頃です。9月から11月に福井の味を楽しむのなら、若狭ふぐや甘えび、越前がれいでしょう。そして12月から2月が越前ガニとなります。若狭ふぐや甘えび、越前がれいの旬は越前ガニと同じ時期をまたぎますので、刺身のお供に一品加えてみてはどうでしょうか。

 

越前ガニは体が大きく、1杯でも食べ応えが十分にあります。ただし値段は同属のズワイガニと比べても高いです。最も市場に出回りやすい中から大クラスの越前ガニは、1杯あたり1万5千円から2万円近くします。スーパーなどでは販売されていませんので、福井に行くかネットショッピングを利用して、その味を確かめてください。

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