タラバガニの特徴と見分け方

タラバガニの特徴と見分け方

みなさん、カニの事をどれくらいご存知ですか?タラバやズワイがおいしいという事は知っていても、見分け方が分からないと言う方も多いです。これってタラバガニ?ズワイガニ?と迷ってしまわない為にも、タラバガニの見分け方、おいしいものの見分け方を覚えておくと、食事をより一層楽しめますよ。

 

タラバガニとズワイガニ

 

タラバガニは外見上、脚は4対の8本です。上の写真の左側がタラバガニです。右側はズワイガニです。タラバガニは全体に棘があるのが特徴です。それから特徴的なのが、甲羅の中央にある「H」型のくぼみです。刺々しい外見とは裏腹に、まるでほっぺたをふくらました口元のように見えて可愛らしいですよ。

 

雌雄では、オスの方がおいしいと好まれる傾向にあります。特に、脱皮前の成熟したものはたっぷりと身が詰まっていておすすめです。雌雄の見分け方は、お腹の部分を見てみましょう。お腹の模様(節)がオスは対象、メスは非対称になっています。ちなみに、下の写真は本タラバガニ雄のお腹の写真です。

 

タラバガニのお腹

 

カニの醍醐味のひとつが、お腹にあるミソと呼ばれる部分ですが、残念ながらズワイガニと比べるとミソはほとんどありません。また、これは多くのカニに共通することですが、茹でる前の甲羅の色は茶色です。カニと言うと真っ赤な色をしたイメージがありますが、あれは茹でた後の色ですね。

 

茹でる前は茶色、お腹は白、お腹側の足先は茶色です。そして、茹でると茶色かった部分が赤く染まります。外見が似たものにアブラガニという種類がありますが、これはタラバとは異なるので注意しましょう。タラバガニの方が高価で、味も良いとされています。

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