蟹と海老の比較(生物学的な違いや縁起物、風習の違いなど)

蟹と海老はよく似ていますが、実際にはいろんな点で違っています。見た目、形、色合い、風味、生物学的にも違いがありますが、縁起物や風習の点でも違っています。では具体的に何がどう違うのか、蟹と海老の比較を行っていきましょう。

 

蟹の特長

 

まず蟹の特長から見ていきたいと思いますが、蟹は十脚目短尾下目(たんびかもく)の甲殻類であり、その総称として蟹と呼ばれています。生息場所は熱帯から極地まで世界中に幅広く分布しており、ありふれた河川に住むこともあれば、深海に生息していることもあります。

 

大きさもさまざまであり、最も大きなものでは3メートルを超すものもありますが、最も小さなものは数ミリメートルのかわいい蟹もいます。蟹はもっぱら食用として親しまれており、加工品として缶詰にされたり、しゃぶしゃぶなど鍋の具に使われたり、焼いて食べることもあります。蟹の存在はツアー業界にも影響を与え、冬になると蟹を食べるためのツアーも目白押しです。

 

海老の特長

 

次は海老の特長を見ていきましょう。海老は十脚目の甲殻類の総称であり、頭部と腹部に別れ、キチン質の殻で体の表面が覆われている生き物です。5対の歩脚と2対の触覚が頭部にあり、5体の遊泳脚も腹部に備えているのが特徴です。海老の種類は多種多様であり、生息場所もさまざま、深海から河川、淡水と、いろいろな場所に生息しています。サイズも蟹と同様に多様であり、小さい海老から大きい海老まで存在します。

 

泳ぐ海老としてはサクラエビや車海老、歩行する海老はザリガニや伊勢エビがいます。海老を飼って楽しむ人はあまりおらず、ほとんどが食用にされています。なお、海老の中でもザリガニやロブスターはハサミを備えており、このハサミで攻撃したり威嚇する場合があります。

 

縁起物について

 

さて、縁起物としての蟹と海老の比較をしてみましょう。まず蟹ですが、蟹は以前はそれほどでもありませんでしたが、今は正月の縁起物として食べられるようになりました。

 

なぜ正月の縁起物になったのかといえば、蟹が上下にハサミを振る様子が運を招き寄せているように見えるからです。実際にそういう動きをしているのは確かですが、その一方で、蟹は冬に食べたほうが美味しいという事情も正月に食される背景にあります。

 

一方の海老ですが、海老はいうまでもなく正月おせちの縁起物として愛されています。なぜ海老が縁起物なのかといえば、海老の長いひげと曲がった腰が健康長寿を象徴しているからだということです。

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