サワガニを飼う方法【餌や水槽、水替えや水温等】

川からサワガニを獲ってきました

川の近くにある民宿で食事をしたついでに、川に降りてサワガニを探してみました。(9月初旬)最初イメージしていたのは800円玉くらいのものだったのですが、意外と小さいものばかり見つかりました。でも、帰ろうとしていた最後のほうで息子が親蟹を見つけてしまいました(・_・;)お腹には大量の小蟹が…。小蟹がいるからなぁ〜と考える暇もなく、彼はがむしゃらに捕獲に走っていました(*^_^*)

 

獲れたてのサワガニ

 

↑の写真の左下にいる大きなカニが親蟹です。お腹に小さい白っぽい小蟹がワンサカ束になってくっ付いています。右下のほうに離脱した2匹の小蟹が写っていますが分かりますでしょうか?

 

サワガニの赤ちゃん

 

相当怒っているみたいだったのでシャボン玉の棒でお腹を覗いてみました。見えますかね?お腹にワンサカくっ付いているのが小蟹です。

 

サワガニの水槽に石を入れてみた

 

家の庭にある石を少し入れてみました。小さい蟹は早速石の影に隠れたみたいですが、親蟹さんは隠れるところが無いですね…。植木鉢とか瓦とかあると良いのですが見つかりませんでした。明日近所のホームセンターに行って色々と仕入れてこようと思います。

 

サワガニの餌

 

ちなみに、我が家のサワガニの餌は↑です。基本的にサワガニは雑食なのでご飯粒やパンのかけら、イリコや鰹節など、家庭にあるものでOKみたいです。ただ私の場合は甲殻類全般OKと書いてあった↑の商品を買いました。入れてみたら一生懸命ハサミでつついて、それを口に運んで食べていました。なぜか少し感動しました(^.^)

サワガニの水槽を作ってみた

昨日は適当な感じで水槽を作っていたので、今日は朝からホームセンターに行って色々と仕入れてきました(^_^)v揃えるものと言っても砂利と隠れ家くらいなのでサワガニの飼育は簡単ですね。

 

サワガニの砂利

 

思いっきり「めだかの砂」って書いてますけど(笑)水をろ過するとかしないとか、他の砂利よりも少し値段が高くて1,800円くらいしました。色が気に入ったのでこれをチョイスしました。ちなみに我が家の場合はメダカも一緒に飼育する事になったので、砂利は多めの5キログラムです。(我が家の水槽は横30センチ×奥行19.5センチ×高さ20.5センチの水槽です。おそらく2キロもあれば十分だったなぁって感じです。)そこに流木と水草を入れてみたのが↓です。10回くらい米をとぐように砂利をバケツで洗いました。

 

サワガニの水槽

 

水の量は砂利の上3センチくらいです。最低でも2センチ以上は水深がある方が良いと聞いたので3〜4センチくらいにしました。そして水ですが、日光に充てて一日置いた方が良いという事だったのですが、蛇口から直接水槽に入れて、以下の薬剤的なものを入れて済ませました。

 

サワガニの水槽を作るための薬剤

 

ちなみに、昨日川から獲ってきたサワガニ達ですが、赤ちゃんが1匹だけ死んでいましたがそれ以外は無事でした。しかも面白いのが、昨日は親蟹の腹から離脱していた赤ちゃんたちの殆どがまた元に戻っているんです。親蟹のお腹が更に太くなっていました(゜_゜)

 

サワガニの親と子

 

お腹にくっ付いて栄養でも貰っているのかなぁとも思ったけど、単純にコバンザメみたいな感じで食べかすみたいなのを食べているだけなのかなぁ。少し調べてみましたが、それらしい答えは見つからず…。

 

サワガニの水槽【完成形(仮)】

 

最後に石と貝殻、あと子供の砂場のおもちゃ(青い蟹)を入れて一応完成です。親蟹と子供たち以外にも、1センチから2センチくらいのサワガニが5匹くらいいます。子供たちが大きくなったら完全に手狭ですね。

サワガニの赤ちゃんが独り立ち?

昨日まで離れても直ぐにお腹に戻っていた小蟹達ですが、一気に独り立ちを始めたようです。水草に大量に集まっています。水草の下にも見えませんが大量に集合しています!

 

サワガニの赤ちゃん達in水草

 

薬剤を入れたとは言え、水道の水を日置する事なく即効で使ったので水質を少し心配していました。しかし、2日経った今でも一匹もひっくり返る事なく元気に生きてくれています。一先ず1週間もしくは2週間程度様子を見て、水の濁り具合を見ながら交換したいと思います。

 

赤ちゃんが大量にいるので、ポンプのようなものを買ってきて水だけ抜いて交換する方法にしようかと思います。一匹一匹出してから水を交換するのは大変すぎます。これから秋になり冬になると冬眠をするらしいですので、色々と勉強して対処してあげようと思っています。引き続き、このサイトで報告していきますね(^^)/

水槽から若干だけ蟹の臭いニオイが…

サワガニの水槽飼育を始めてから4日目になります。部屋中が蟹の臭いニオイに包まれているわけではありません。水槽に鼻を近づけてみると、若干ニオイが気になるようになってきました。水の色は特に濁ったような印象は受けませんが、やはりニオイは若干あります。このまま1週間、2週間と放置しておくと、水槽から離れていてもニオイが目立つようになりそうですね。

 

灯油のポンプを使って水を代えようかと思ったのですが、やっぱり水槽の水替え専用のポンプを購入しようと思います。あと2,3日様子を見つつ、必要であればポンプを購入して小まめに水替えをしたいと思います。昨日くらいに小蟹達が親蟹のお腹を離れてから、今も離れたままです。どうやら独り立ちみたいですね。小蟹達は共食いするらしいので、しっかりと肉系の餌を与えようと思います。

 

【追記】

 

1週間経ちました。水槽のニオイはかなり臭いです。部屋に置いておくのは限界があるので、とうとう外に出しました。そして2日後に水槽を覗いてみると…。

 

サワガニの赤ちゃん死滅

 

水草に元気に集まっていたサワガニの赤ちゃんたちの姿が見えないなぁと思ったら、よく見たら砂利に紛れて死骸が…。親蟹やほかの蟹たちに食べられたのか、元型をとどめない状態になっている小蟹も数匹いました。やはり、小蟹は渓流の綺麗で清潔な水でないと無理だったようです。他の親蟹達は未だ元気に餌を食べたり、影に隠れてごそごそしたりしています。

 

サワガニの親

 

写真では分かり辛いかもしれませんが、水もかなり濁ってきています。そろそろ水の交換…もしくは川にリリースか…。やはり綺麗な水を好むサワガニを水槽で飼うのは難しいのかと、サワガニ飼育10日目にして気持ちは”リリース”のほうに傾いています。

 

【追々記】

 

サワガニを飼育しはじめてから3週間が経ちました。外で飼い始めてからは臭いも気にならなくなったので気持ち的に楽に飼育できています。水の濁りは相変わらずですが、サワガニ達は未だ元気です。前回の更新から1度しか餌をあげていませんが、元気です!

 

改めて思ったこととしては、サワガニは部屋で飼育するのは大変ですが、外の日陰で雨を避けれる場所で飼うのであれば意外と簡単です。我が家では既に私以外はサワガニを飼っている事すら忘れているような感があります(笑)近いうちに綺麗な川にでも出向いて放流しようかと考えています。

サワガニを逃がすの巻

我が家では暗黙の了解として私が世話をしていた訳ですが、この先目的も無く飼育を続ける事に限界を感じましたので放出することに決めました(゜_゜)捕獲した川が遠かったので、申し訳ないですが近所で綺麗目の川で放出させてもらう事にしました。

 

サワガニを逃がす川

 

ひと夏の思い出として、我が家に幸福をもたらしてくれたサワガニさん達に心から感謝をしつつ、丁寧に水槽から取り出して放出させていただきました!

 

サワガニを逃がす川2

 

心なしか、逃がす時のサワガニさんは活き活きしているように見えました。もと居た川とは違いますが、ココで上手に生き延びてくれたらと思います。

 

逃げるサワガニ

 

我が家のチビ達は、来年も懲りずに捕獲してくるだろうと思われますので、水槽セットは残しておくことにしました。約1か月ですが、案外生き延びるものですね。小蟹達は全滅してしまいましたが、それ以外の5匹の大人のサワガニ達は元気に逃げていきました。

 

逃げるサワガニ

 

やはり蟹は飼うのではなく買う方が良いですね。そして食べるのが一番です(^^)/今年も秋が訪れ、すぐに年末年始になります。我が家では毎年蟹は通販で取り寄せています。今年もかに本舗さんでむき身セットを購入予定です。今から楽しみですね!

かに通販